不倫と不貞、どう違うの
・かつて不倫という言葉が日本中を席巻した。
1983年に放映されたTBSの「金曜日の女たちへ」は、不倫がテーマでシリーズ化されるなど人気を博したのが影響して、人妻と浮気をしては不倫をしたなどと自慢をしたものである。しかも怖いことに不倫がなんら悪いことではないといった幻想をもいだかせたのである。
不倫とは辞書にあるように人の道に外れる行為である。つまり、悪いことを指す言葉である。それなのになぜ不倫は市民権を得たような存在になったのだ。
・女だけの姦通罪
昔は夫のある女が他の男と浮気をすると不義密通、不貞行為といわれたものである。しかも昔は不貞をした女に対して、姦通罪なるものを科していたのである。場合によっては禁固刑まであったのだから、重大事であったのだ。
ゆえに、女性は貞操をどんなことをしても護るという考え方を植え付けられたのである。逆に男に対しては大らかで、浮気は男の甲斐性などと言われ、未婚女性を囲ってセックス三昧の日々を送ってもなんらおとがめはなかったのである。
なんたって男が法律を作るのだから、身勝手で偏見丸出しのやりたい放題の時代だったのだ、昔の日本は。
・不倫と不貞の違いは
同じ職場に行き遅れた、決して美形でない年増がいる。この年増女史がことあるごとに、私も不倫をしているのよと自慢げに吹聴するのである。これを見た目ざとい後輩の女の子が、年増女史に向かって言うではないか。「○○さん、あなたがやっているのは不倫ではなく不貞よ。不倫といえるのは美人だけよ」思わず笑ってしまった。不倫という言葉は美人でなければ使ってはならないのだ。
・不倫関係を維持するには
ところで、私は美人ではないがブスでもない、人並みのバツイチ女性と不倫いや不貞かな、している。関係が出来てからもう3年にもなる。これまで波風立たなくやって来れたのも、お互いに踏み込んではならないボーダーラインがあるからだ。
だが、しかし、悲しいことに単なるセックスだけの関係のつもりであったのが、やはり肌を合わせるごとに愛情が芽生えて来るのである。
こうなったら潔く別れるべきだと思うが、その踏ん切りをつけることが出来ず、もう少し距離感を取りながら関係を継続していこうと自分に妥協をしている。
今、彼女を失うことは、生きがいをなくすようなものでそれは避けたい。こういう状態はかなり危険だなとおもいつつも、どうにもならない自分がいる。